雨漏りの主な原因は次の6つです。
新しい屋根材への葺き替えが必要です。板金の下地になっているヌキ板や浅木の撤去も必要な場合があります。
※撤去するかしないかは劣化状況により分かります。
撤去後、新しいヌキ板や浅木を設置します。屋根材の固定を行っていたビスや釘の多くはさびているため、新しいものに取りかえます。
屋根材を設置した後、コーキング処理を行い完了です。
スレートなどの屋根材は劣化により割れやすくなります。
特にアスベストを含まないタイプは10年程度で劣化が進み、ひび割れが起こりやすくなります。
修繕は、はじめにひび割れているスレートを部分的に撤去します。
コーキング剤などを使い、撤去したスレートの割れている箇所を修復します。修復後、元の位置に戻して完了です。
注意事項
この修繕方法は、屋根材のひび割れが原因が何か物が当たったなどでない限りオススメできません。
劣化によるひび割れの場合、他の箇所も同様にひび割れを起こす可能性が極めて高いからです。
正確な劣化状況は築年数などである程度知ることができます。
◆アスベストを含むスレート屋根の場合…約20年程度
◆アスベストを含まないスレート屋根の場合…約10年程度
◆板金屋根の場合…約20年程度
修繕で対応が難しい場合、葺き替えやカバー工法になります。
コーキングは、経年の劣化や強風や地震などの振動が原因で剥がれることがあります。
コーキングがはがれた箇所からが雨水が浸入することで雨漏りが起こりやすくなります。
修繕の際は剥がれた場所をきれいに掃除し、プライマーやシーラーなどコーキング用の接着剤を塗ります。
その後、コーキングを上から下に充填していきます。
コーキング範囲が広すぎると、雨水の流れが正常時とは変わってしまい、新たな雨漏りの原因になってしまうので注意が必要です。
漆喰は主に瓦屋根の上段部分に見ることができる白い部分のことで、瓦と瓦を接着する役割があります。
また、雨が進入してくるのを防ぐ役割もあるため、漆喰が劣化して崩れることで雨が進入し、雨漏りが起こります。
修繕の際は、今ある漆喰すべてと漆喰の奥にある葺き土の一部を取り除きます。
その後、雨水の流れを考えて葺き土と漆喰を塗りこみます。
漆喰は比較的劣化しやすい場所なので、しっかり多めに塗りこむことが必要です。
瓦屋根の場合も瓦の割れやヒビ、ずれが雨漏りの原因になります。
ずれている場合、正しい位置に直し、割れやヒビが入っている際は、新しい瓦への交換が必要です。
交換は既存の瓦と新しい瓦の交換のみでできるため、修理が比較的容易です。
樋の不備やつまりの原因は、枯葉等ごみの場合が多いため、樋の掃除によって改善されます。
ただし、原因が設置上のミスや劣化などと考えられる場合、取替えや再設置の必要があります。
◆透明ガラス
スタンダードなタイプのガラスで、フロートガラスともいいます。
平面精度が高いため、歪みが少なく外の景色がくっきり見えます。3mm・5mm・8mmをご用意しています。
◆防犯ガラス
強靭な特殊樹脂膜を通常2枚の板ガラスの間にはさみ加熱圧着することで、耐貫通性を高めたガラスです。
・防犯性
耐貫通性にすぐれた特殊樹脂膜により、ガラスが破損しても侵入しにくくなります。
・安全性
強く接着した特殊樹脂膜とガラスにより、強い衝撃による破片の飛散・脱落を防ぎます。
◆断熱・遮熱ガラス
高い断熱効果を発揮するペアガラスや真空ガラスの総称です。無駄なエネルギー消費を抑え、冷暖房費用やCO2排出量をカットできます。
ガラスの内側にある特殊金属膜によって夏場は太陽熱を遮断し、冬場は室内の保温性が向上します。冷暖房の効きも早く快適になります。
また、外気の冷たさが伝わりにくいため、結露の防止にもつながります。
◆防音ガラス
2枚のガラスで防音特殊中間膜をはさみ込むことで外部の騒音、室内の音漏れを防ぎます。また、室内から発生する生活音のもれも防ぎます。
音の全域にわたる高い遮音性能に優れています。単板ガラス(厚さ5ミリ)に比べてさらに10~40dBの減音が可能です。
つまり、交通量の多い道路の騒音(約80dB)が、静かな室内と同程度(約35dB)にまで引き下げられます。
内窓(防音サッシ)と組み合わせると、さらに防音効果が高まります。
網戸のメッシュを選ぶことによって、虫やホコリ、花粉などを防げる効果があります。
●一般網戸ネット(18メッシュ)
標準品です。色はグレー、黒、青、グリーンがあります。
●ステンレスネット(18メッシュ)
破れや熱に強く、耐久性があります。
●BSスーパー(20メッシュ)
外はシルバーで視界を遮り、内部は黒で視界良好!
●犬猫ペット用ネット(20メッシュ)
ペットがひっかいたりよじ登ってもネットです。
※メッシュとは・・・幅25㎜×高さ25㎜の中にあるマス目の数。
※窓用網戸以外はネットを選ぶことができません。
●蝶番の点検・修繕
蝶番に防錆潤滑剤をスプレーし、ねじをしめなおした後にねじ穴を補修します。
ドアの開閉がスムーズでなくなる原因は、蝶番の潤滑油不足やネジのゆるみであることが少なくありません。
放っておくと音が気になるだけではなく、金属の磨耗が早くなり、故障の原因になります。
蝶番は、何年も使っていると傷んできます。いやな音がしたら、そのままにせずにまず点検をご依頼ください。
●引き戸の調整
敷居にロウを塗るか、すべりをよくする専用のテープを貼ります。
それでも改善しない場合は、敷居の中心近くが下がってしまっていることが多いため、サンドペーパー(80番ぐらい)を溝の幅に合わせた木片に巻き、両端に近い部分の溝の底をこすって高さを調整します。
長く使っているとドア自体の重みで位置が下がってくるため、下側のレールとこすれるようになるため、戸車の調整をおすすめします。